2016年12月2日
2016京都珍道中⑥
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続いて訪れた場所はねねの道(東山)にある圓徳院(えんとくいん)
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豊臣秀吉の妻ねねが余生を過ごされたお寺なのです
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ねねは77歳で没するまでの19年間をこの地で余生を送ったそうです
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名前の由来はねねの甥の木下利房が
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自分の法号の圓徳院殿という名からをとり この寺を圓徳院と名づけたそうです
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そして2003年に屋根瓦のふき替えや土台基礎の補強などの一部修復を行うことで
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一般公開されるようになったとのことです
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圓徳院は時代の中で改築された部分もありますが
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桃山時代の歴史深い雰囲気を今でも味わせてくれています
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まず長屋門を通り奥に進むと唐門が見えてきます
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ここをくぐると見えてくるが南庭です
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その前にしっかりとみなければならないのは秀吉好みの手水鉢なのです
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大変お世話になった西尾家に秀吉がお礼として 贈ったものがこの手水鉢とのことです
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そして靴を脱ぐとまず初めに案内される空間がこの南庭になります
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この庭園は安土桃山時代の文化と現代の庭園技術が融合されたつくりになっています
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そして残念ながら私は拝見できませんでしたが 夜の照明演出はとても幻想的
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訪れる方々に癒しの時をプレゼントしてくれるそうですよ
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写真はありませんがこの庭から廊下を進むと
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秀吉とねねの遺物が展示されています
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その時代をゆっくりと感じさせてくれる空間です
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渡り廊下を進むと とても情緒ある 落ち着いた中庭もみることができます
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その先にある北書院から見ることができるのが
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秀吉時代の伏見城を移築したこの北庭です
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迫力あるモミジの紅葉と大きな石庭のバランスが見事です
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このお庭は池泉回遊式庭園になっていますが 枯山水となっています
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どの角度からもじっと見つめてしまう素晴らしい庭園です
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ここでもうひとつしっかりとみておきたいもの
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それは左に見える手水鉢なのです
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これは桧垣の手水鉢といわれるもの
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宝塔の笠を使い その笠石を横にして、その上面を切り抜き加工したものだそうです
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そして深い歴史を感じながら次の目的地へ向かいます・・・