ガーデンパンとは?
おしゃれな立水栓を叶える
選び方・施工事例・
費用を解説

ガーデンパン選びで庭全体の統一感と使いやすさを高めるポイント
(2026年7月更新)
「立水栓は決めたけど、足元のガーデンパンまで気が回っていない…」
「ガーデンパンって種類が多すぎて、どれがお庭に合うのか分からない」
そんなお悩みや疑問をお持ちの方に向けて、このコラムを書いています。
こんにちは。
千葉県の外構・庭づくり専門店「ランド・ガーデン」です。
ガーデンパンは、立水栓の足元にひっそりと設置されることが多いアイテムです。
そのため「とりあえず水受けがあればいい」と考えて、デザインまで意識せずに選んでしまう方も少なくありません。
しかし実は、ガーデンパンは庭全体の印象を左右する重要なパーツのひとつ。
素材や形状、立水栓との組み合わせ次第で、お庭の雰囲気がぐっと洗練された印象に変わります。
このコラムでは、ガーデンパンの基本的な役割から、おしゃれに見せるための選び方やコーディネート術まで、実際の施工事例を交えながら詳しくご紹介します。
読み終える頃には、あなたのお庭にぴったりの、センスの光るガーデンパン選びのヒントが見つかっているはずです。
そもそもガーデンパンとは?おしゃれと機能を両立する理由
ガーデンパンの基本的な役割
ガーデンパンとは、立水栓の足元に設置する水受けのことです。
蛇口から流れる水を受け止め、地面への泥はねや水たまりを防ぐ役割を持っています。
洗い物や庭仕事、ガーデニングなど、屋外で水を使う機会が多いご家庭にとっては、足元が泥だらけになってしまうのを防いでくれる、縁の下の力持ちのような存在です。
なぜ「おしゃれさ」も重視すべきなのか
ガーデンパンは機能面ばかりが注目されがちですが、実は庭の印象を大きく左右するアイテムでもあります。
玄関先やアプローチ、駐車場の脇など、人の目に触れやすい場所に設置されることが多いため、デザインにこだわるかどうかで庭全体の完成度が変わってきます。
せっかく立水栓や植栽にこだわっても、足元のガーデンパンだけ浮いてしまっては、庭全体の統一感が損なわれてしまうこともあるでしょう。
ガーデンパンがない場合のデメリット
ガーデンパンを設置しない場合、蛇口から流れた水がそのまま地面に落ちることになります。
水はけの良い土地であれば大きな問題にならないこともありますが、水はけが悪い場所では泥はねや水たまりが発生しやすくなる点には注意が必要です。
特に洗車や園芸道具の洗浄など、水を大量に使う機会が多いご家庭では、ガーデンパンがあることで足元の快適さが大きく変わってきます。
なお、水はけの良い土地であれば、砕石を敷いて水をそのまま地面に浸透させる「自然排水」という方法もあり、設置場所の条件によって選択肢は変わってきます。
おしゃれなガーデンパンが庭全体の印象を左右する理由
立水栓とガーデンパンをセットでデザインすることで、まるで一つの庭のオブジェのような存在感を演出することもできます。
素材や色味を庭の外構全体と揃えることで、統一感のある洗練された空間づくりにつながるでしょう。
おしゃれに見せるガーデンパンの選び方(素材・形・サイズ)
素材別の特徴とデザインの違い
ガーデンパンには、主に陶器製・コンクリート製・ステンレス製の3種類の素材があります。
・陶器製:高級感があり、和風からモダンまで幅広いデザインに馴染みやすい。ただし衝撃には弱い面も。
・コンクリート製(ガラス繊維強化セメント製など):頑丈で安定感があり、シンプルなフォルムが多く様々なテイストにマッチしやすい。
・ステンレス製:モダンな外構に映える光沢感が魅力。耐久性が高く、日々のお手入れもしやすい。
たとえばオンリーワンクラブの「ステンレスパン」は、直径300mm・高さ80mm前後のコンパクトなサイズから展開されており、ヘアライン仕上げによってスタイリッシュな質感を演出できます。
※出典:オンリーワンクラブ公式サイト「ガーデンパン ステンレスパン」
丸型・角型など形状によるコーディネートの印象
ガーデンパンの形状には、丸型・角型・ベベル型(面取りデザイン)などいくつかのバリエーションがあります。
丸みのあるフォルムはやわらかく親しみやすい印象に、角型はシャープでモダンな印象に仕上がる傾向があるため、庭全体のテイストに合わせて選ぶのがポイントです。
立水栓とのデザイン統一感の作り方
ガーデンパンをおしゃれに見せる最大のポイントは、立水栓とのデザインの統一感です。
同じメーカー・同じシリーズで揃えることで、素材感や色味に一体感が生まれ、まるで一つのアイテムのような美しい仕上がりになります。
たとえばオンリーワンクラブの「ジラーレ」シリーズは、豊富なカラーバリエーションから立水栓とコーディネートしやすく、さまざまなデザインのガーデンパンと組み合わせられるため、庭全体に統一感のある水回りを演出できます。
庭のテイスト別おすすめの選び方
庭のテイストによって、相性の良いガーデンパンの傾向は異なります。
モダンテイスト:ステンレス製や、グレー・ダークグレーなどの落ち着いた色味
和風テイスト:陶器製の水鉢のような趣のあるデザイン
ガーデンパンのサイズは、直径300mm前後のコンパクトなものから、直径450mm以上のゆったりしたものまで幅広く展開されています。
設置スペースが狭いのに大きすぎるサイズを選んでしまうと、圧迫感が出てしまうこともあるため、立水栓周りのスペースを事前に確認しておくことが大切です。
おしゃれなガーデンパンをより魅力的に見せるコーディネート術
砕石・バークチップなど自然素材との組み合わせ
ガーデンパンの周りに砕石やバークチップを敷くことで、ナチュラルで柔らかな印象を演出できます。
タイプによっては、砕石の下に隠すように設置できるガーデンパンもあり、水受けの存在感をあえて抑えたデザインにすることも可能です。
地面にすっぽりと埋め込むタイプであれば、庭の景観を邪魔しないスッキリとした見た目に仕上がるため、主張しすぎないデザインを求める方にもおすすめです。
植栽やシンボルツリーとのレイアウトバランス
立水栓・ガーデンパンの周りにシンボルツリーや低木を配置することで、無機質になりがちな水回りに自然な彩りとバランスを加えることができます。
ただし、植栽の根がガーデンパンや配管の妨げにならないよう、設置場所とのバランスには注意が必要です。
夜間のライティングで魅せる方法
昼間だけでなく、夜になると足元が真っ暗で見えにくいという悩みを抱える方も少なくありません。
そこでおすすめなのが、立水栓やガーデンパン周りへのスポットライトやラインライトの活用です。
光の陰影によって素材の質感が引き立ち、昼間とはまた違った表情のお庭を楽しむことができます。
スタンドと組み合わせたガーデンシンク風の演出
ガーデンパンをスタンドと組み合わせることで、立ったまま使えるガーデンシンク風の空間を演出することもできます。
底の深い「中鉢」タイプであれば水はねが軽減され、洗い物や手洗いもしやすくなるため、実用性とデザイン性を両立させたい方に向いています。
施工事例で見る、おしゃれなガーデンパン実例
色調を合わせたシンプル&シックなエクステリア
■門壁:タイル/タカショー セラウォール ■表札:TOYOシプレ ■ポスト:TOYOシェルテ
■階段天端:TOYOニュートペイブ600角 ■土留めブロック:TOYOイースワン
■インターロッキング:TOYOプラーガペイブ ■リビング前タイルテラス:Rivieraのヴァルス450角
■カーポート:リクシルフーゴR ■水栓:TOYO コンビポール、ステンシンクパン
■フェンス:F&Fマイティウッドプレミアム
■照明:タカショー ラインライト、エバーアートウォールライト、ルーメックアップライト
■担当デザイナー:K.Maeoka
お家の外壁リフォームのタイミングに合わせ、外構もリニューアルした事例です。
庭の管理のご負担を減らせるローメンテナンス性をご希望され、照明の使い方や色味の統一を工夫し、建物を引き立てられるようデザインしました。
水栓まわりはTOYOのコンビポールとステンシンクパンを組み合わせ、門壁や表札と同系統の色味で統一感を持たせています。
ウリンデッキで叶えるくつろぎの空間
■ウッドデッキ:ウリン
■インターロッキング:ガンデブリック(東洋工業)
■水栓:ジラーレW(オンリーワンクラブ)
■ガーデンパン:ガーデンパンベベル(オンリーワンクラブ)
■担当デザイナー:M.Arai
植栽を少し残しつつメンテナンスが楽になるようにというご希望から、立派な桃の木をゆっくりと眺められる広いウッドデッキを施工した事例です。
造作が得意なウリン材を使用することで、柔らかな曲線を描く優しい雰囲気のウッドデッキに仕上がっています。
水栓まわりには「ジラーレW」と「ガーデンパンベベル」を組み合わせ、ワンちゃんが遊びに出ても安心な門扉付きの動線も確保しました。
床面のインターロッキングは6色を使用することで、より鮮やかで温かみのあるお庭に仕上がっています。
新築外構シンプルモダン
■デッキ:きららステージ(リクシル) ■フェンス:AB TY1型(リクシル)
■カーポート:フーゴF1.5台用 ■手すり:アーキレール
■照明:美彩鏡面ローポールライト、ラインスタイル(門壁上)
■門壁:四国化成パレットHGエンシェントブリック仕上げ
■階段・玄関ポーチタイル:Rivieraヴァルス
■水栓:ジラーレW(オンリーワン)、ステンレスパン
■担当デザイナー:K.Maeoka
ローメンテナンス性に加え、採光と目隠しを兼ね備えたパネルフェンスでプライベート空間を演出した事例です。
デッキを突き当たりの玄関ポーチとつなげることでスペースを有効活用し、全体をグレーで統一することで今風でモダンな雰囲気に仕上がりました。
水栓には「ジラーレW」とステンレスパンを組み合わせ、門壁やタイルと同じグレー系の色味で全体の統一感を持たせています。
ナチュラルモダン
■門壁:TOYO モデリート ■花壇土留め:TOYO レガロ ■表札:TOYO シプレ
■玄関ポーチタイル:リクシル グレイスランド
■照明:リクシル 美彩12V スパイクスポットライト、リクシル シンプルラインライト
■フェンス:F&F ラインスタイル、F&F マイティウッド
■水栓:Only One Club ジラーレW、ステンレスパン
■タイルテラス:Riviera アルティカ/ヌーベ
■シンボルツリー:アオダモ、イロハモミジ
■担当デザイナー:K.Maeoka
■コンテスト受賞:第31回TOYO全国施工写真コンテスト ウォールマテリアル部門 入選
グレーを基調としたスタイリッシュモダンな外構に仕上げた事例です。
建物と外構のテイストや色味を揃えることで統一感を出し、植栽を交えることで柔らかな調和を演出しました。
玄関前には帰りたくなるような光の導線を意識し、蹴込みライトを仕込むことでラグジュアリーな雰囲気を演出しています。
水栓のジラーレW・ステンレスパンも、門壁やタイルと同じ落ち着いた色味で揃えられ、シンボルツリーのアオダモやイロハモミジが空間に彩りを添えています。
日常を楽しむお庭
■笠木:スリムキャップ「モードブラック」(TOYO)
■床:シャルドブリックぺイブ「シャルドブラウン」(TOYO)、アンチックシルバー560×275(OnlyOne-M)、グリ石
■水栓:ジラーレW「ブロンズメッキ」(OnlyOne-G)、ベベル「ダークグレー」(OnlyOne-G)
■照明:真鍮製ガーデンライトBH1000「古色」(OnlyOne-Ex)、プリモスポットライト「3w」「ブラック」(OnlyOne-Ex)
レンガと植物で動きのあるデザインを計画し、ファサードに華やかさを演出した事例です。
水栓には「ジラーレW」のブロンズメッキと、ガーデンパン「ベベル」のダークグレーを組み合わせ、タイルテラスと調和する落ち着いた色味でまとめています。
夜景では真鍮製ガーデンライトやスポットライトによる光の陰影が印象的で、春になると下草の花々が所々に咲き、季節を楽しみながら歩ける空間に仕上がっています。
設置費用の目安とリフォーム・新設のポイント
新設・交換にかかる費用相場
ガーデンパンは、立水栓とセットで設置されることが一般的で、水受けの有無や素材・デザインによって価格帯が異なります。
一般的な立水栓とガーデンパンのセットは、本体価格で約2万円〜10万円程度のものが多く流通しています。
デザイン性の高いステンレス製ガーデンパン単体では、3万円台前後の商品も多く見られます。
これに加えて、給排水管の位置や新設・延長工事の有無によって工事費が数万円単位で変動するため、既存の水栓の状態を踏まえて見積もりを取ることが大切です。
DIYと施工会社依頼、それぞれのメリット・注意点
ガーデンパン単体の交換であればDIYで対応できるケースもありますが、給排水管の位置調整や防水処理が必要な場合は、専門知識がないと水漏れのリスクが高まります。
立水栓とのデザインバランスまでこだわりたい場合は、施工会社に相談することで、庭全体の統一感を踏まえた提案を受けられる点がメリットです。
なお、すでに設置されている立水栓を活かしつつガーデンパンだけを交換する場合は、接続部分のサイズや排水口の位置が合っているか事前の確認が欠かせません。
長く使うためのお手入れ・耐久性のポイント
ステンレス製はサビにくく、日常のお手入れがしやすい点が魅力です。
陶器製やコンクリート製の場合も、定期的に汚れを落とし、排水口周りにゴミが溜まらないようにすることで、カビや詰まりの発生を防ぎ、長くきれいな状態を保つことができます。
見積もり・相談の流れ
ガーデンパンや立水栓のリフォームをご検討の際は、まず現地調査とお見積もりから始まります。
庭全体のテイストや既存の外構とのバランスを踏まえたご提案をいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
Q&A
Q.ガーデンパンは必ず設置しなければいけませんか?
水はけの良い土地であれば、砕石を敷いて地面に水を浸透させる「自然排水」という方法もあります。
ただし、水はけの悪い場所や水を頻繁に使うご家庭では、泥はねや水たまりを防ぐためにガーデンパンの設置をおすすめしています。
デザイン性を求める方にとっても、ガーデンパンは庭の印象を左右する重要なアイテムのひとつです。
Q.既存の立水栓はそのままで、ガーデンパンだけ交換することはできますか?
A.可能ですが、接続部分のサイズや排水口の位置が既存の立水栓と合っているかどうかの確認が欠かせません。
サイズが合わないまま設置してしまうと、水はねや設置不良の原因になることもあります。
また、せっかく交換するのであれば、立水栓とのデザインバランスも踏まえて選ぶことで、より統一感のある仕上がりになります。
DIYでの交換も可能なケースはありますが、給排水管の調整が必要な場合は、施工会社への相談をおすすめします。
Q.おしゃれなガーデンパンを選ぶ際、特に意識すべきポイントは何ですか?
A.最も意識していただきたいのは、立水栓とのデザインの統一感です。
同じメーカー・同じシリーズの商品を選ぶことで、素材感や色味に一体感が生まれ、まるで一つのアイテムのような美しい仕上がりになります。
また、庭全体のテイスト(ナチュラル・モダン・和風など)に合わせて素材や色味を選ぶことも大切なポイントです。
砕石やバークチップ、植栽との組み合わせ方によっても印象が大きく変わるため、周辺のコーディネートまで含めてトータルで考えるのがおすすめです。
まとめ
ガーデンパンでワンランク上のおしゃれな庭づくりを
ガーデンパンは、立水栓の足元でひっそりと役割を果たすだけでなく、素材や形状、色味のコーディネート次第で庭全体の印象を大きく格上げしてくれるアイテムです。
砕石やバークチップとの組み合わせ、植栽とのバランス、夜間のライティングなど、少しの工夫で足元から洗練された空間を演出することができます。
今回ご紹介した施工事例のように、立水栓とガーデンパンをセットでコーディネートすることで、より統一感のあるおしゃれなお庭に仕上がるはずです。
「どのガーデンパンが自分の庭に合うのか分からない」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
✐記事制作
戦略マーケティング部
✐記事制作:戦略マーケティング部






















